本能と習性③「マーキング」

犬というか動物の習性としてよく知られているのが「マーキング」。

つまりはニオイ付けですね。

散歩の最中、こまめにおしっこをするはずです。

時には、人様のお宅の壁に向かっておしっこをしようとしてしまって焦った…なんてこともあると思います。

また、どうやらニオイのするらしいところをクンクン。

散歩に時間もかかりますし、人に迷惑がかかる可能性もある。

思わず、「マーキングやクンクンはやめて!!」と言いたくなる方もいるかもしれません。

でもそれは人権侵害ならぬ、犬権侵害ですよ。

犬の気持ちを理解してあげてみてはいかがですか?

■マーキングは犬同士のコミュニケーション

マーキングは、縄張りを主張するためにおしっこをかける行為。

自分のニオイを残すことで、縄張りと主張しているものだと言われています。

それ以外にも、「犬同士の情報伝達」や「帰巣手段のひとつ」としてニオイを残すのだと考えられています。

マーキングしたニオイには、その犬の情報がたくさん詰め込まれているんです。

ニオイから、その犬の性別や年齢、体格までわかるというのだからビックリですね!

そうした犬同士のコミュニケーションを人間のエゴで断ってはいけません。

■そもそも犬の嗅覚って?

それにしても、マーキングしたニオイにそんなにもたくさんの情報が詰まっているなんて考えられませんよね。

ニオイの違いを感じたことがある方なんてほとんどいないのではないでしょうか。

それもそのはず、犬の嗅覚は鋭く、酸臭なら人間の100万倍~1億倍感じ取ることができるんだそうです。

そうした嗅覚は、麻薬探知犬に代表されるように、人間の生活の中でも役立てられています。